医療法人社団 形成会 酒井形成外科 / 美容外科・美容皮膚科・形成外科 / 東京都豊島区 / JR大塚駅から徒歩1分
美容外科/美容皮膚科の診察予約

額の骨(前頭骨)をきれいにする

額の骨(前頭骨)をきれいにする

おでこ(ひたい)が出っ張っていたり、貧弱だったりする場合に、きれいなカーブのおでこを形成する、美容外科の美容整形手術です。

手術の特長

まったくハゲができないような切開の工夫を凝らしました。
また、ハイドロオキシアパタイト(アパセラム)という、新しいアパタイト構造のセラミックスからできる、安全で美しい形態が作れるようにした手術です。

手術の概要

おでこが出ているいわゆる「でこっぱち」だとか、眉毛の上が出ぱっていてゴリラみたい、とか、おでこが貧弱でいわゆる「猫の額」をきれいなカーブのおでこにしたい、という患者さまがいらっしゃいます。

今までは、頭髪のおでこの生え際や登頂を通って左右の耳と耳の間で切開をし(頭頂部環状切開)骨膜を剥離(はくり)して、前頭骨を削ったり、人工骨を移植(インプラント)していました。

しかし、術後、生え際の傷痕が目立ったり、頭を上から見るとヘッドホンのような線ハゲが目立ったり、意外に悩みの種になったものでした。
また、レジンという古いタイプの人工骨が使われたため膿腫を形成したり、トラブルも多い手術でした。

額の骨(前頭骨)の切開位置の模式図

そこで酒井形成外科では、後頭環状切開で術後、まったくハゲができないような切開の工夫を凝らしました。(右図③の切開ライン) ハイドロオキシアパタイト(アパセラム)という、新しいアパタイト構造のセラミックスからできる、骨移植製品としては、厚生労働省許認可のある医療材料を使用し、安全で美しい形態が作れるようにしたのです。

症例

症例1

額の術前症例

術前

額の術後症例

術後


額の術前症例

術前

額の術後症例

術後


症例2

額の術前症例

術前

額の術後症例

術後


額の術前症例

術前

額の術後症例

術後


術後の傷痕の状態

頭頂部環状切開(手術の概要の図①の切開ライン)だと横に一筋ハゲが残るのですが、後頭部環状切開(手術の概要の図③の切開ライン)だとこのようにハゲは残りません。

術後の傷痕の状態
術後の傷痕の状態

症例3 おでこを丸く前方に出した症例

おでこをもっと丸く前方に出したいという希望の患者さまの手術結果です。
ハイドロキシアパタイト(人工骨)を前額に移植しました。それには前頭骨を十分露出し左右対象になるように、また、適度な丸みが出るように丁寧にハイドロキシアパタイト(人工骨)を移植します。

おでこを丸く前方に出した術前症例

術前

おでこを丸く前方に出した術後症例

術後


症例4 額からの異物除去の症例

以前他院でひたいに「何かを」注入され、その後ひたいが凸凹な変形を起こしてしまった症例です。
後頭部の環状切開で頭蓋骨を額まで全体を露出し、異物を除去しました。
その後若干おでこの骨を削り全体の形を整えます。
最後にアパセラム(人工骨)を移植し、おでこの丸みを苗出(なえで)しました。

額からの異物除去の術前症例

術前

額からの異物除去の術後症例

術後


かつて注入された異物が、前額の骨の上で変性し、凸凹な変形を作っていました。
白っぽく見えているものが、注入された異物です。
入されていた異物
注入されていた異物

これを丁寧に剥ぎ取り、前頭骨をわずかに削り形を整えます。
丁寧に異物を除去しています
丁寧に異物を除去しています

おでこのきれいな丸みを作る為、アパセラム(人工骨)をおでこの中心近くに移植しています。
アパセラム(人工骨)の移植
アパセラム(人工骨)の移植

 

症例5 眉の周囲の前頭骨を削った症例

目の上の眉のあたりの突出をゆるめ、丸みのある女性らしいおでこの形成を希望された患者さまです。
眉の周囲の前頭骨を削り、おでこの中心にハイドロキシアパタイト(人工骨)を移植しています。

眉の周囲の前頭骨を削った術前症例

術前

眉の周囲の前頭骨を削った術後症例

術後


手術の実際

手術のポイント

  • 後頭環状切開を利用する
  • 後頭部から前額の上部までは帽状腱膜下の剥離(はくり)を行う
  • 前額部では骨膜下剥離とし、神経の温存に気を使う
  • インプラントに使用する人工骨はハイドロキシアパタイトを利用し、旧タイプのレジンは使用しない
  • 術後は十分圧迫固定を行うとともにドレーンを挿入し、血腫の防止をおこなう

術前

額の術前

術前

額の術前

術前


頭皮の切開

頭皮は後頭部の環状切開を行います。
通常は頭頂部の環状切開を行うことが多いのですが、これは術後、意外に傷痕が目立ちます。(前ページの手術の概要での模式図①のライン)
人の頭髪は、後頭部の毛流が首へ向かっています。通常の髪の毛の長さならば後頭部環状切開では、術後の傷痕は頭髪で完全に隠れます。
頭頂部環状切開の場合、術後、傷痕がいわゆ「線ハゲ」状態で残るため思ったより目立つことが多いのです。

頭皮の切開

一見、大変そうな感じですが、頭皮は帽状腱膜下と頭蓋骨がゆるく接着しているため、ここでの剥離は殆ど出血も無く、簡単におこなえます。
また、帽状腱膜下での剥離であれば頭皮の血行も良好に保たれる為、手術後も傷は早めに治癒します。
もちろん、頭髪が抜ける心配はありません。

切開予定線
切開予定線
切開予定線
切開予定線

バイオペックス(人工骨)の成形

3DCTより作製した3Dモデルにバイオペックスで人工骨を成形します。
3Dモデルに人工骨を成形しています
3Dモデルに人工骨を成形しています

バイオペックス(人工骨)の削り出し

できるだけ患者さまの希望に添うよう、ハンドメイドで丁寧に削り出します。
人工骨の削り出し

前頭骨(おでこの骨)を削る

目の上の骨が出ていたり、おでこそのものが出ていたりする方は、まず、骨そのものを削ります。

前頭骨を削っています
前頭骨を削っています

前額(おでこ)に人工骨を移植する

先ほどハンドメイドで削り出したバイオペックス(人工骨)をインプラントします。

バイオペックス(人工骨)の移植
バイオペックス(人工骨)の移植

おでこをもっと丸くふくよかにしたい方には、ハイドロキシアパタイトの人工骨(アパセラム)をインプラント(移植)します。
これは数年で自骨化するため、大変重宝されています。周囲組織との相性も良く、美しい形態が作れます。

アパセラム(人工骨)の移植
アパセラム(人工骨)の移植

以前は、レジンを使用していた時代もありますが、嚢疱等のトラブルが多く報告され、現在ではレジン殆ど使われなくなりました。

おでこに人工骨を移植するイメージ
おでこに人工骨を移植するイメージ

術後

3D骨モデルとバイオペックスを駆使することにより、完全にオーダーメイドで安全性の高い額を形成することができます。
平らで貧相な額を気にされていた症例ですが、女性らしい丸みを帯びたナチュラルな希望通りの額を形成することができました。

額の術前

術前

額の術後

術後


額の術前

術前

額の術後

術後


額の術前

術前

額の術後

術後


額の術前

術前

額の術後

術後


合併症

血腫/漿液腫形成

頭皮からの出血には頭皮クリップを用いて止血をし、骨からの出血に対してはボーンワックスやアビテンなどの骨止血剤を利用します。術後のサクションドレーンの挿入と圧迫も大切です。
また、圧迫固定が少ないと体液が剥がした部分にたまり、ブヨブヨと貯留した漿液腫を作ることがあります。その場合には、穿刺吸引を行わなければなりません。

知覚神経麻痺

眼窩上神経・滑車上神経といった知覚神経があり、前頭部から頭頂部にかけての感覚に関係しています。
骨を削ったりする場合には一時的に神経を触るため2〜3カ月の感覚鈍麻が起こることが稀にありますが、概ね改善します。ただし、なんらかの障害で神経が切断されると麻痺が長期に及ぶ可能性があります。

感染

いかなる外科手術にもありえます。清潔を保つようにし、異常があればすぐ主治医の診察を受けましょう。

手術時間と術後の経過

手術は全身麻酔で行い、麻酔準備を含めて3時間程度で終わります。
入院中は疼痛緩和治療などが自由にできますので安心してお休みいただけます。
手術翌日には退院となりますが、4日程度は包帯をしっかり顔〜頭部に巻きます。
眼の周囲にまで内出血や腫れが及びますが、2週間程度でかなり落ち着きつきます。ただ、完全に硬さが落ち着いてくるまでには2か月程度はかかります。術後10日で抜糸を行います。

アフターフォロー

術後3〜5日間は包帯をしっかり巻きます。包帯を外すとシャンプーや洗顔が可能になり概ね日常生活ができます。
術後10日で抜糸を行います。傷痕にステロイドローションを1ヶ月ほど使用します。
前額にインプラント(移植)したハイドロキシアパタイトは数ヶ月で自骨化が始まりますが、術後1週間で形態は固定されていきます。
包帯を外した後も、前額部だけは、はちまき帯にて固定や圧迫を続けると良いといわれています。
後頭部の傷痕は、短いヘアーデザインでないかぎり、きわめて目立ちにくいので殆ど気になることはないと思います。

額の骨(前頭骨)をきれいにする手術の利点と欠点

額の骨(前頭骨)をきれいにする手術の利点

とにかく、傷痕が目立たないことです。前頭骨全体を見渡しながら手術ができますので、左右対称性や均一性に富、美しい形態が作り出せます。
従来のレジン人工骨は、時に嚢腫を形成するトラブルが多かったのですが、酒井形成外科ではハイドロキシアパタイト(アパセラム)という厚生労働省の認可の新しい人工骨のインプラントで形成するため、安全性が高まります。

額の骨(前頭骨)をきれいにする手術の欠点

おでこの髪の毛の生え際で切開を行えば、実に簡単な手術なのですが、傷痕を目立たなくさせるため、わざわざ遠い後頭部からの切開を使います。そのため、手術がやや大きくなり、全身麻酔が必要なことがあげられます。

人工骨ハイドロキシアパタイトとは・・

もともと、セラミックの技術を使いカルシウム・アパタイト構造を人工的に作り出した物です。特にアパセラムは板状のものやブロック状のもの、さらに顆粒状のものがあり、顆粒は大きな物と中くらいの物、小さいものなどサイズもいろいろ揃っています。
アパセラムは表面から深部に多数の穴があり、そこに骨を形成する骨芽細胞が入り込み、自骨化が進みます。
アパセラムは、日本のペンタックスが開発しました。
日本の最高のバイオテクノロジーが駆使された医療認証材料で世界に誇れるものの一つです。

アパセラム・ブロックタイプ

アパセラム・ブロックタイプ

アパセラム・顆粒タイプ

アパセラム・顆粒タイプ



額の骨(前頭骨)をきれいにする手術費用

項目 金額
(消費税別)
前額人工骨移植(おでこを出す)(バイオペックス)全身麻酔1日入院 150万円
(内、人工骨作成料金(3D型成型・人工骨成型台・人工骨材料費・人工骨のカスタマイズ) 50万円
前頭骨骨削り(おでこを小さくする)全身麻酔1日入院 100万円
まゆ骨削り(眉毛の生え際切開)両側 40万円
こめかみプロテーゼ入れ・両側 40万円
こめかみレディエッセ注入法 84,000円〜
前額部(おでこ)脂肪注入 15万円

額の骨(前頭骨)をきれいにする手術の詳細情報

施術時間

約2時間

施術後の通院

術後4〜5日で包帯をとり、当院でシャワー。術後10日で抜糸。

腫れについて

2週間程度で落ち着く。完全に腫れが退くのは2ヵ月程度。

カウンセリング当日治療

不可

入院の必要性 必要
麻酔

全身麻酔

酒井形成外科の美容外科・美容皮膚科のご予約はこちらから